諸君、狂いたまえ。

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【音源レビュー】Free Turn/TrySail

【音源レビュー】Free Turn/TrySail

 

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TrySail名義としては1年以上ぶりで久々のシングルとなりました。記念すべき10枚目ですね。

 

1.Free Turn

全く別の作家さんが手掛けられてますが、やはり同タイアップということであえて「High Free Spirits」を意識されたのだと思われるアレンジの影響で、「High Free Spirits」にあった疾走感に加え劇場版アニメ主題歌に相応しい壮大な楽曲となっております。Bメロが凄く好きです。

 

2.この幸せが夢じゃないなら

この曲はカップリングで納めておくには惜しいですね。まぁいつも通りアルバムにも収録されるとは思いますが。「Sail Out」や「ひかるカケラ」、「TryAgain」などと同タイプの、個人的にはTrySailの王道だと思っている系統の曲です。

 

総評

まだ2曲ともライブで披露されていないので現時点ではナンとも言えません。とりあえずカップリング曲の方が好みではあります。薄っぺらい感想ですみません。今年はTrySailデビュー5周年イヤーであり、何とデビュー記念日の5/13が5年前同様水曜日なので、確実に5周年記念シングルのリリースがあると思われます。楽しみですね。

 

【音源レビュー】PARADOX/雨宮天

【音源レビュー】PARADOX/雨宮天

 

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1/15にリリースされた雨宮天さんの記念すべき10枚目のシングルです。

 

 

1.PARADOX

ブラスセクション主体のポップナンバーです。「ポップさ」を前面に押し出した曲は過去にも「チョ・イ・ス」や「Lilas」などがありましたが、しかし今回は何といっても楽曲の持つポップさに加え、いつもと違うかわいらしさを前面に出したキュートな歌唱の影響で実に今までにない「ポップでキュートなナンバー」に仕上がっております。そのため本人はこの曲について「新たな挑戦」と提言していました。タイアップの影響ではありますが、このような楽曲を彼女がソロ名義で歌う日が来るとは思っていませんでしたので、かなり驚きました。しかし本人も言っておりましたが、もう過去の楽曲で彼女の音楽性にあふれる「攻撃性」はもう十分にアピールできたように思えます。ソロアーティストデビュー5周年を迎えた今、確かにこれから彼女が声優ソロアーティスト雨宮天として歌い続けていく中で、楽曲の幅を広げていくというのはかなり大事なことです。音楽性の近さで言えば有名どころの声優アーティストで言えば水樹奈々さんが挙げられますが、彼女の楽曲にもポップでキュートなナンバーは何曲か存在するわけですし。この楽曲で雨宮さんの歌唱の幅広さをアピールできたし、これからのことを考えるとターニングポイントとして必要な楽曲だったと思います。そういう意味では5年間の集大成であり、これからへの通過点になった楽曲になりました。個人的にはサビのアレンジがもう一捻り欲しかったなーなんては思いますが。

 

02.一番星

表題曲とは異なり、「キュートさ」はないアップテンポなポップナンバーです。先日のワンマンライブでも大いに盛り上がっておりましたし、これからライブ終盤の定番曲になっていくのではと思われます。以前までだったら表題曲とは真逆の音楽性の楽曲がカップリングでは採用されていましたので、シングル2曲ともポップに振り切っているというのはかなり新鮮に感じます。

 

総評

2曲とも悪くはないけど、好んで再生はしないかなっていう感じです。2曲ともライブで一緒に盛り上がってナンボです。

 

 

2020.01.18、19 「雨宮天 ライブ2020 ''The Clearest SKY'' 1日目、2日目」

2020.01.18、19 「雨宮天 ライブ2020 ''The Clearest SKY'' 1日目、2日目」

at 幕張メッセイベントホール

 

セットリスト [()内2日目の日替わり曲]

01.Defiance

02.Eternal

03.チョ・イ・ス

04.Regeneration

05.irodori

06.Abyss

07.月灯り

08.誓い

09.メリーゴーランド

10.羽根輪舞

11.VIPER

12.火花

13.RAINBOW

14.Lilas

15.PARADOX

16.Velvet Rays

17.Marvelous scene (Silent Sword)

18.Breaking the dark (Trust Your Mind)

19.VESTAGE

20.Skyreach

 

~ENCORE~

21.GLORIA

22.一番星

23.Song for

 

初の生バンドでの生演奏となったソロデビュー5周年記念ライブ。2日間参加しました。セットリストはシングル全曲と、2018年のツアー以降にリリースされたカップリングは全て披露されました。「火花」は初の自身作詞曲ナンバー。しかしリリースは未定。「月灯り」は自分の記憶が正しければ2ndライブ以来のかなり久々。5周年記念ライブなだけあっていつもより演出も凝ってました。

 

セットリストに関しては5周年記念のライブなのにアルバムリード曲の2曲、「Absolute Blue」と「エデンの旅人」がなかったのがちょっと残念。「Absolute Blue」に関してはツアーでも日替わり曲だったという不遇っぷり。「エデンの旅人」に関しては置き場に困るから仕方ないんだろうけど。まぁでもやっと「月灯り」の映像化が確定したのは嬉しいですね。これで未映像化は「夢空」と「ASH」の2曲のみとなりました。2日目は大好きな「Trust Your Mind」が聴けて非常に嬉しかったです。あとやっぱり「Velvet Rays」や「Skyreach」は毎回やって欲しいぐらいテンションが上がる。伊藤翼さんの曲は素晴らしい。

 

演奏に関しては1日目はバンドの演奏が噛み合ってない部分や目立ったミスも見受けられましたが、2日目にはしっかり改善されててよかったです。1日目は席的に音響があまりよろしくなく生バンドにした意味が感じられませんでしたが、2日目はPA卓の前の方の席だったため生演奏を十分に堪能できました。

 

肝心の天さんの歌に関しては、2日目は過去最高レベルに良かったです。1日目は緊張もあってか2日目ほどではありませんでしたが。自分的には2018年のツアー初日の横浜公演の歌唱が一番心に残っているのですが、ライブ全体ではそれを超えてきました。ただあの横浜公演の「Abyss」は音源を裕に超えた最高のパフォーマンスだったので、それは超えられませんでしたが。個人的には「月灯り」や「誓い」のバラードゾーンがゆっくりと天さんの歌唱を堪能できるので好きな部分です。また初披露の曲の中ではやはり「Regeneration」が素晴らしかった・・・。そういえば「チョ・イ・ス」と「月灯り」は半音下げでした。

 

「メリーゴーランド」の前には本人朗読の音声演出もあり、そして曲中の天さんがかなり凄いことになってました・・・。椅子に座り手を拘束され目隠しされた状態で歌う天さん・・・18禁です。Blu-rayが非常に楽しみです。

 

2日目は毎度ながらダブルアンコールが発生しましたが、本編とアンコールでやることはやり切ったとのことで挨拶のみでの再登場でした。当分ソロライブはないようですが、やはり年に1回はTrySailとは別にソロ声優アーティスト雨宮天さんの生歌を堪能したいものです。

 

特に印象に残った曲:「Regeneration」、「月灯り」、「Velvet Rays」、「Skyreach

 

やはり5周年記念ライブなので予想はしていましたが、本編を「Skyreach」で閉めに来たのは非常に良かった。マイクスタンドに青の革ジャンを羽織って歌う天さんがイケメンすぎた。

 

 

2019.09.27 UNISON SQUARE GARDEN 「Bee-side Sea-side U-side」at 新木場STUDIO COAST

2019.09.27

UNISON SQUARE GARDEN

「Bee-side Sea-side U-side」

at 新木場STUDIO COAST

 

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セットリスト

01.リトルタイムストップ

02.セク×カラ×シソンズール

03.flat song

04.over driver

05.ピストルギャラクシー

06.ギャクテンサヨナラ

07.僕は君になりたい

08.スノウループ

09.ここで会ったがけもの道

10.ノンフィクションコンパス

11.三月物語

12.三日月の夜の真ん中

13.サンタクロースは渋滞中

14.スノウリバース

15.たらればわたがし

16.mouth to mouse(sent you)

17.シグナルABC

18.ラディアルナイトチェイサー

19.I wanna believe,夜を行く

20.Micro Paradiso!

~ENCORE~

21.5分後のスターダスト

22.さわれない歌

23.ラブソングは突然に~What is the name of that mystery?~

 

7月に発売されたカップリングコレクションアルバムを引っさげてのカップリング曲縛りツアー初日のFC限定公演です。カップリング曲は10月発売のシングルを除いて現時点では31曲あるので、今回のツアーで半分以上は聴けるわけです。滅多に演奏されない曲、今回初めて演奏された曲も多くかなり貴重なツアーとなると思います。

 

今回のツアーに先駆けてカップリング縛りのFC限定公演が4月に行われたのですが、そのライブに行けなかったファンにも配慮したセトリになっていたなぁと思います。自分も落選して行けなかった身でして、もうその日を境に一生やらないであろう曲もあるってことでそれでガン萎えしていたんですけど、なんかそれがどうでもよくなるぐらいいいライブでした。何より熱望していた曲はほとんど聴けましたもんで。

 

FC限定公演ということもあり、「たらればわたがし」はダーツで、「mouth to mouse(sent you)」はサイコロの目で演奏曲が決まりました。4月のライブでやったアコースティックコーナーが好評だったため、「たらればわたがし」は「きみはいい子」とどちらか、ダーツで偶数か奇数かで決め、サイコロの他の候補曲は、「空の飛び方」が「恥ずかしいからもうやりたくない曲」として、同じく「UNO ストーリー」も同じ理由で、「さよならサマータイムマシン」が「ファン人気は高いけどメンバー的にはそんなでもない曲枠」、「ぼくたちのしっぱい」と「mouth to mouse(sent you)」はリリースに先駆けて新曲が聴けちゃう大当たり枠、最後の「スノウリバース」がファン投票1位だから何度でも聴きたい曲枠って感じでした。

どちらかというとアコースティックコーナーは「きみはいい子」の方が好きなのでそっちの方がよかったのですが、「たらればわたがし」が思ってた以上によくて以前より好きになりました。

「mouth to mouse(sent you)」が厳密に言うと新曲ではなく、インディーズ時代からある曲の待望の音源化なわけですが、今まで音源化しなかった理由が理解できないぐらい、とても素晴らしかったです。かなり自分好みでした。かなり爽やかな曲で、既存曲で言うとサビの感じとか「UNO ストーリー」に近いなって思ったので、もしかしたら恥ずかしいからって理由で音源化されなかったのかもしれません(笑)

 

ニゾンのライブにしては多めの23曲でしたので、通常公演はダーツとサイコロのコーナーを抜いた21曲になると思われます。でもそれでも物凄いセトリだなぁと思います。カップリングっていう縛りの中でよくここまで盛り上がるセトリを組めるもんだよなあ。

 

2019.08.28 UNISON SQUARE GARDEN 「Thank you, ROCK BANDS! ~UNISON SQUARE GARDEN 15th Anniversary Tribute Live~ at 新木場STUDIO COAST

2019.08.28

UNISON SQUARE GARDEN

「Thank you, ROCK BANDS! ~UNISON SQUARE GARDEN 15th Anniversary Tribute Live」

at 新木場STUDIO COAST

 

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セットリスト

SE.ピアノソロ~絵の具 (by成田ハネダ from パスピエ)

01.harmonized finale (feat.大胡田なつき、成田ハネダ from パスピエ)

02.場違いハミングバード (feat.大胡田なつき、成田ハネダ、三澤勝洸 from パスピエ)

03.S.S  (feat.大胡田なつき、成田ハネダ、三澤勝洸 from パスピエ)

04.シーガル (feat.佐々木亮介 from a flood of circle)

05.WINDOW開ける (feat.佐々木亮介 from a flood of circle)

06.フルカラープログラム (feat.佐々木亮介 from a flood of circle)

07.BUSTER DICE MISERY (feat.山田将司 from THE BACK HORN)

08.涙がこぼれたら (feat.山田将司菅波栄純 from THE BACK HORN)

09.シャンデリア・ワルツ (feat.山田将司菅波栄純 from THE BACK HORN)

10.RUNNERS HIGH (feat.山中さわお from the pillows)

11.Cheap Cheap Endroll (feat.山中さわお from the pillows)

12.シューゲイザースピーカー (feat.山中さわお from the pillows)

13.Paradice Has No Border (feat.東京スカパラダイスオーケストラ)

14.愛があるかい? (feat.東京スカパラダイスオーケストラ)

15.桜のあと (all quartets lead lead to the?) (feat.東京スカパラダイスオーケストラ)

16.オトノバ中間試験 (feat.LiSA)

17.Rising Hope (feat.LiSA)

18.オリオンをなぞる (feat.LiSA)

~ENCORE~

19.プログラムcontinued (15th Style)

 

 

本当に夢のような時間で、本当に生きていてよかったと思えました。

自分にとってかなり思い入れのあるバンドであるUNISON SQUARE GARDENのトリビュート盤発売に伴ったトリビュートライブ。これまた思い入れの強い出演者だらけでどんなライブになるのか予想ができませんでしたが、まさかカバーされたユニゾンの曲だけでなく、カバー相手の曲もユニゾンと共に演奏するとは・・・。

 

会場の照明が落ち、まずはいつものように絵の具が流れるのかと思いきや、ステージに現れたのはキーボード奏者、そして演奏されるキーボードソロ。新木場STUDIO COASTでライブを観る際は音響のよいPA卓後ろ付近でいつも観ることが多く、ステージが遠いので最初誰だが分かりませんでしたが、よく見るとパスピエ成田ハネダ氏でした。ピアノソロが終わるとユニゾンの3人が登場し、流れるのはなんと生演奏での「harmonized finale」のイントロ。そのままユニゾンの3人と成田ハネダ氏のみで曲が進むと思いきや、2Aの頭で大胡田なつき氏登場で大歓声。そこからは大胡田氏メインで歌ってました。

 

そして次の曲はトリビュート参加曲である「場違いハミングバード」。「なるほど、今日はゲストと共にトリビュートの曲とは別のユニゾンの曲もやっていく構成なのか」と思っていたところで、次の曲はまさかのパスピエの楽曲である「S.S」。

 

一瞬何が起こっているのか理解できませんでした。ユニゾンのトリビュート盤の発売記念、そして15周年記念の企画だというのに、相手の曲まで一緒に演奏してしまうんですか・・・・・何て素晴らしいバンドなのでしょうか・・・。

 

と、もうそこからはずっと感動しっぱなしでした。次のゲストの佐々木亮介氏の登場とともにいきなりa flood of circleの「シーガル」からスタート。佐々木氏はこの時点でもうビールを3本飲んでいるとのこと(笑)

 

「WINDOS開ける」は佐々木氏が歌いたかったからの選曲とのこと。続けて「フルカラープログラム」。完全無欠のフルカラーロックンロール、ホントまさにそうとしか言えない。ホントいい曲だよなぁ。

 

次に登場したのは山田将司氏で、まさかの「BUSTER DICE MISERY」を歌いだすもんだからぶったまげましたねぇ・・・。山田氏がこの曲を歌うとサビの終わりの部分とか色気が凄いのなんの。そしてその後登場した菅波栄純氏はグッズのユニゾンTシャツを着用しておりました。ユニゾンは最初バックホーンのコピーバンドから始まり、この曲のリリース当時にタワーレコードの地下のライブハウスの最前列でこの曲を聴いたとの斎藤氏のMCからの「涙がこぼれたら」。以前対バンした際にイントロだけちょろっとやってましたね。この曲は個人的にかなり思い入れのある大事な曲なので、ユニゾンがこの曲を演奏しているっていう事実に泣きそうになりました。「シャンデリア・ワルツ」に関してはバックホーン版だとベースがエグいことになっているのですが、田淵氏はそこもちゃんと完全再現していて凄いなあと思いました。

 

続いてのゲストの山中さわお氏。以前対バンした際に一緒に演奏済みのためかバックホーンの時と比べるとMCもあっさりしていました(笑) 山中氏は中野の某カラオケ屋で「Cheap Cheap Endroll」を何度も練習したとのこと(笑) 山中氏が歌う「シューゲイザースピーカー」は説得力が物凄い。

 

東京スカパラダイスオーケストラはフルメンバーでの参加でした。「君の瞳に恋してない」を期待したのですが、やってくれませんでした(笑) でも東京スカパラダイスオーケストラ側のトリビュートアルバムでユニゾンがカバーした「愛があるかい?」のコラボはたまりませんね。途中で「白と黒のモントゥーノ」の冒頭部分も挟み込んでいましたし、もりだくさんすぎました・・・。

 

そして最後のゲストはLiSA氏。個人的に本日のゲストではバックホーンの次に思い入れが強いのです。本人も大好きな曲と公言している「オトノバ中間試験」からのスタート。MCでは田淵氏の作る楽曲が難しすぎることへのクレーム(笑) そしてみんな聴きたいであろう曲とのことで、まさかの「Rising Hope」。

 

非常に大事な曲なんですよ。田淵氏の楽曲の中でも上位に入るぐらいの。頭が真っ白になりましたよもう・・・。

 

さすがに同期を流していましたがしっかり原曲キーでしたし、それぞれのパートをちゃんと再現できてて、やはりユニゾンはかなり演奏が上手いバンドだなって思えました。

 

そんで最後にこれまた思い入れの強い「オリオンをなぞる」でフィナーレなんで、もう言うことがないレベルですね。先月行われた15周年記念ライブには行けなかったのですが、その後悔が吹き飛んじゃったぐらいには幸福感で満ち溢れることができました・・・。

 

というわけでアンコールはないと思ってましたが、「プログラムcontinued (15th Style)」をやっていただけて、ちゃんと15周年をお祝いできた気分になれてよかった。

 

 

終了後時計を見たら2時間ぐらいしかたっていませんでした。体感時間3時間以上。もうホントなんか言葉が見つかりません。明日も行きたかったなぁ。絶対ソラさんと「mix juiceのいうとおり」やるやつじゃん・・・。まぁでもしばらくは今日の余韻に浸ります。

【映像作品レビュー】THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2017/THE YELLOW MONKEY

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THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2017

01.WELCOME TO MY DOGHOUSE 02.パール 03.ロザーナ 04.嘆くなり我が夜のFantasy 05.TVのシンガー 06.サイキックNo.9 07.SPARK 08.天国旅行 09.真珠色の革命時代~Pearl Light Of Revolution~ 10.Stars 11.SUCK OF LIFE 12.バラ色の日々 13.太陽が燃えている 14.ROCK STAR 15.MY WINDING ROAD 16.LOVE LOVE SHOW 17.プライマル 18.ALRIGHT 19.JAM 20.Horizon (Special Edit) 21.SO YOUNG 22.砂の塔 23.BURN 24.悲しきASIAN BOY

 

8月2日にリリースされたイエモンの2017年12月10日に東京ドームで開催されたライブのライブ映像作品です。ライブからかなり間があいたのでてっきりリリースはされないもんだと思っておりました。

 

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パッケージにはこのように記載があるため、まさかイエモンの映像作品あるある的な編集のやつでは・・・と嫌な予感がしましたが、実際嫌な予感が当たってしまいました・・・。

 

ライブの合間にドキュメンタリー映像が何度か挟み込まれている編集となっております。

 

なのでライブ1本通してライブだけ見るということはできません。そこだけが本当に残念です。

そこを除けば別に悪くない映像作品です。ドーム公演なので派手な演出が多くて見ごたえがあります。セットリストは「BEST OF THE YELLOW MONKEY」って感じなのでコアなファンの方には微妙かもしれませんが、入門用の映像作品としては適しているかと。SUPER JAPAN TOUR 2016のセットリストは新規向けではないような気がするので。

 

個人的な一番の見どころは「LOVE LOVE SHOW」の世界のお姉さんの演出です。こういうイエモンのおバカなところ大好きですw

 

あと「Horizon」に関してはSpecial Editとなっていますが、現地でも演奏したわけではなくアンコール中にPVを流してたってだけなので、この映像作品でも単純にCD音源に乗せてバックヤードの映像を収録しているだけです。

 

そういえばこのライブはスカパー!でも中継があり、ロビンが間違えてWOWOWと言ってしまった場面がありましたが、バッチリカットされておりました笑

あと何故か「真珠色の革命時代~Pearl Light Of Revolution~ 」のストリングスのアウトロが途中でカットされてしまっていてドキュメンタリー映像が挟まれています。アウトロカットはほんと謎です。

 

というわけでもし購入を考えている方がいらっしゃるのなら、以上の点を考慮したうえで購入した方がよいと思います。個人的には再結成後ならどっちかというとSUPER JAPAN TOUR 2016の方がオススメです。

【音源レビュー】それでも闘う者達へ/PENGUIN RESEARCH

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それでも闘う者達へ/PENGUIN RESEARCH

01.それでも闘う者達へ

02.近日公開第二章

03.バケモノダイバー

04.千載一隅きたりて好機

05.少年の僕へ

06.WILD BLUE

07.ドブネズミ・ザ・ナイトクルーザー

08.決闘

09.青い灯台

10.ゴールド・フィラメント

11.BYEBYE RESEARCH

 

PENGUIN RESEARCHのキャリア2枚目となるフルアルバムです。前作から約2年半も開きましたので既発曲5曲と多めです。今回もいいアルバムでした。

 

とりあえず表題曲の「それでも闘う者達へ」が名曲すぎて・・・。プロデューサーの案でサビをベース兼コンポーザーの堀江氏が低音コーラスで歌うことになったとのことですが、ホントこの曲は堀江氏も一緒に歌うべき曲だなと。歌詞の内容的にも。涙腺を刺激されて困ります。堀江晶太という作家の全てが詰まっているって言っていいレベルな気がする。ただこの曲の存在感があまりにも大きすぎるので、アルバムってより「それでも闘う者達へ-EP」感がある。まぁそんだけの名曲。バンドの代表曲になっていくと思う。この曲から2曲目の「近日公開第二章」への流れが完璧すぎるので、それだけでもうお値段分の価値がありました。初回生産限定盤にはライブ映像が11曲も入っているのでお得です。

 

表題曲や既発曲が存在感かなり強めな曲達なので、全体的に重めのアルバムになってしまうことを危惧してか、遊んじゃってる系の曲をちゃんと2、3曲入れてバランスが取られているのが非常に素晴らしい。でもどっちかというと1stアルバムの方が好みかな。

 


PENGUIN RESEARCH 『それでも闘う者達へ』 -Music Video-

 

ペンギンさんホント素晴らしいバンドだからもっと売れていいと思うんだがなぁ・・・。