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2019.08.28 UNISON SQUARE GARDEN 「Thank you, ROCK BANDS! ~UNISON SQUARE GARDEN 15th Anniversary Tribute Live~ at 新木場STUDIO COAST

2019.08.28

UNISON SQUARE GARDEN

「Thank you, ROCK BANDS! ~UNISON SQUARE GARDEN 15th Anniversary Tribute Live」

at 新木場STUDIO COAST

 

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セットリスト

SE.ピアノソロ~絵の具 (by成田ハネダ from パスピエ)

01.harmonized finale (feat.大胡田なつき、成田ハネダ from パスピエ)

02.場違いハミングバード (feat.大胡田なつき、成田ハネダ、三澤勝洸 from パスピエ)

03.S.S  (feat.大胡田なつき、成田ハネダ、三澤勝洸 from パスピエ)

04.シーガル (feat.佐々木亮介 from a flood of circle)

05.WINDOW開ける (feat.佐々木亮介 from a flood of circle)

06.フルカラープログラム (feat.佐々木亮介 from a flood of circle)

07.BUSTER DICE MISERY (feat.山田将司 from THE BACK HORN)

08.涙がこぼれたら (feat.山田将司菅波栄純 from THE BACK HORN)

09.シャンデリア・ワルツ (feat.山田将司菅波栄純 from THE BACK HORN)

10.RUNNERS HIGH (feat.山中さわお from the pillows)

11.Cheap Cheap Endroll (feat.山中さわお from the pillows)

12.シューゲイザースピーカー (feat.山中さわお from the pillows)

13.Paradice Has No Border (feat.東京スカパラダイスオーケストラ)

14.愛があるかい? (feat.東京スカパラダイスオーケストラ)

15.桜のあと (all quartets lead lead to the?) (feat.東京スカパラダイスオーケストラ)

16.オトノバ中間試験 (feat.LiSA)

17.Rising Hope (feat.LiSA)

18.オリオンをなぞる (feat.LiSA)

~ENCORE~

19.プログラムcontinued (15th Style)

 

 

本当に夢のような時間で、本当に生きていてよかったと思えました。

自分にとってかなり思い入れのあるバンドであるUNISON SQUARE GARDENのトリビュート盤発売に伴ったトリビュートライブ。これまた思い入れの強い出演者だらけでどんなライブになるのか予想ができませんでしたが、まさかカバーされたユニゾンの曲だけでなく、カバー相手の曲もユニゾンと共に演奏するとは・・・。

 

会場の照明が落ち、まずはいつものように絵の具が流れるのかと思いきや、ステージに現れたのはキーボード奏者、そして演奏されるキーボードソロ。新木場STUDIO COASTでライブを観る際は音響のよいPA卓後ろ付近でいつも観ることが多く、ステージが遠いので最初誰だが分かりませんでしたが、よく見るとパスピエ成田ハネダ氏でした。ピアノソロが終わるとユニゾンの3人が登場し、流れるのはなんと生演奏での「harmonized finale」のイントロ。そのままユニゾンの3人と成田ハネダ氏のみで曲が進むと思いきや、2Aの頭で大胡田なつき氏登場で大歓声。そこからは大胡田氏メインで歌ってました。

 

そして次の曲はトリビュート参加曲である「場違いハミングバード」。「なるほど、今日はゲストと共にトリビュートの曲とは別のユニゾンの曲もやっていく構成なのか」と思っていたところで、次の曲はまさかのパスピエの楽曲である「S.S」。

 

一瞬何が起こっているのか理解できませんでした。ユニゾンのトリビュート盤の発売記念、そして15周年記念の企画だというのに、相手の曲まで一緒に演奏してしまうんですか・・・・・何て素晴らしいバンドなのでしょうか・・・。

 

と、もうそこからはずっと感動しっぱなしでした。次のゲストの佐々木亮介氏の登場とともにいきなりa flood of circleの「シーガル」からスタート。佐々木氏はこの時点でもうビールを3本飲んでいるとのこと(笑)

 

「WINDOS開ける」は佐々木氏が歌いたかったからの選曲とのこと。続けて「フルカラープログラム」。完全無欠のフルカラーロックンロール、ホントまさにそうとしか言えない。ホントいい曲だよなぁ。

 

次に登場したのは山田将司氏で、まさかの「BUSTER DICE MISERY」を歌いだすもんだからぶったまげましたねぇ・・・。山田氏がこの曲を歌うとサビの終わりの部分とか色気が凄いのなんの。そしてその後登場した菅波栄純氏はグッズのユニゾンTシャツを着用しておりました。ユニゾンは最初バックホーンのコピーバンドから始まり、この曲のリリース当時にタワーレコードの地下のライブハウスの最前列でこの曲を聴いたとの斎藤氏のMCからの「涙がこぼれたら」。以前対バンした際にイントロだけちょろっとやってましたね。この曲は個人的にかなり思い入れのある大事な曲なので、ユニゾンがこの曲を演奏しているっていう事実に泣きそうになりました。「シャンデリア・ワルツ」に関してはバックホーン版だとベースがエグいことになっているのですが、田淵氏はそこもちゃんと完全再現していて凄いなあと思いました。

 

続いてのゲストの山中さわお氏。以前対バンした際に一緒に演奏済みのためかバックホーンの時と比べるとMCもあっさりしていました(笑) 山中氏は中野の某カラオケ屋で「Cheap Cheap Endroll」を何度も練習したとのこと(笑) 山中氏が歌う「シューゲイザースピーカー」は説得力が物凄い。

 

東京スカパラダイスオーケストラはフルメンバーでの参加でした。「君の瞳に恋してない」を期待したのですが、やってくれませんでした(笑) でも東京スカパラダイスオーケストラ側のトリビュートアルバムでユニゾンがカバーした「愛があるかい?」のコラボはたまりませんね。途中で「白と黒のモントゥーノ」の冒頭部分も挟み込んでいましたし、もりだくさんすぎました・・・。

 

そして最後のゲストはLiSA氏。個人的に本日のゲストではバックホーンの次に思い入れが強いのです。本人も大好きな曲と公言している「オトノバ中間試験」からのスタート。MCでは田淵氏の作る楽曲が難しすぎることへのクレーム(笑) そしてみんな聴きたいであろう曲とのことで、まさかの「Rising Hope」。

 

非常に大事な曲なんですよ。田淵氏の楽曲の中でも上位に入るぐらいの。頭が真っ白になりましたよもう・・・。

 

さすがに同期を流していましたがしっかり原曲キーでしたし、それぞれのパートをちゃんと再現できてて、やはりユニゾンはかなり演奏が上手いバンドだなって思えました。

 

そんで最後にこれまた思い入れの強い「オリオンをなぞる」でフィナーレなんで、もう言うことがないレベルですね。先月行われた15周年記念ライブには行けなかったのですが、その後悔が吹き飛んじゃったぐらいには幸福感で満ち溢れることができました・・・。

 

というわけでアンコールはないと思ってましたが、「プログラムcontinued (15th Style)」をやっていただけて、ちゃんと15周年をお祝いできた気分になれてよかった。

 

 

終了後時計を見たら2時間ぐらいしかたっていませんでした。体感時間3時間以上。もうホントなんか言葉が見つかりません。明日も行きたかったなぁ。絶対ソラさんと「mix juiceのいうとおり」やるやつじゃん・・・。まぁでもしばらくは今日の余韻に浸ります。