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MAD QUALIA/HYDE

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2019年3月20日に発売された、HYDE名義としては通算12枚目、HYDE名義での活動再開後としては5枚目となるシングルのレビューです。

 

1.MAD QUALIA

スタイリッシュアクションゲーム「DEVIL MAY CRY5」のイメージソングとして起用されている攻撃的で疾走感のある表題曲。前作「DEVIL MAY CRY4」ではL'Arc~en~Cielとしての書き下ろしでしたが、今回はソロでのイメージソングとなりました。

作編曲としてMY FIRST STORYのギタリストのShoさんが携わっており、それこそ若いラウド系のバンドがやっていてもおかしくないような楽曲です。いい意味で若々しさ溢れる楽曲。このように積極的に自分より下の世代のクリエイターの手を借り、新しい血を自分に取り込もうとする姿勢は素晴らしいなぁと思います。個人的にはHYDEでの活動再開後の楽曲では今のところ1番好みです。ライブでも盛り上がるんだろうなぁ楽しいんだろうなぁ。最初から最後まで流れが素晴らしい。

 

2.HONEY

説明不要ですね、L'Arc~en~Cielのセルフカバーです。ライブでは以前から披露されていた模様です。編曲としてPABLOさんが携わっています。原曲と比べてどうとかいうナンセンスな話はやめましょう。やはりフェスなどの対外試合ではこういう名刺代わりの1曲は必要なのでしょう。HYDEのようなラウドなロックを好むリスナー層、それこそMY FIRST STORYなどといったHYDEよりかなり下の世代のロックバンドのファンには、L'Arc~en~Cielを知らない、聴いたことがないというリスナーも少なくはないでしょう。HYDEがこの曲をフェスや若いバンドとの対バンで演奏することで、そういったL'Arc~en~Cielという偉大なバンドを知らない方々が、L'Arc~en~Cielの音楽を知るきっかけになるかもしれない。そういった意味では非常にアリなセルフカバーだと思います。

 

しかし個人的にはあまり好みではないです。

 

総評

MAD QUALIAは素晴らしいです。HONEYに関しては好きな人には申し訳ありませんが原曲を聴いてくださいとしか言えません。