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2019.03.15 DIR EN GREY TOUR 19 THE INSULATED WORLD at CLUB CITTA' -「a knot」only-

2019.03.15  (金) DIR EN GREY TOUR 19 THE INSULATED WORLD at CLUB CITTA' -「a knot」only-

 

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もう1ヶ月近く経ってるし今更感強いけど、記録に残しておきたいライブだったっからライブレポ書いとく。まだまだレポを書くリハビリみたいな感じなので、内容は薄いと思います。

 

2018年の9月にリリースされたアルバムを引っさげたツアーがやっとこさ始まり、そのツアーの初日のFC限定公演でございます。整理番号が1400番台後半という余裕でキャパオーバー(まぁDIR EN GREYのライブはいつもキャパオーバーだけど)の訳の分からない番号でしたが、なかなか高倍率だったもようなので当選しただけでもよしとしましょう。後方でのんびり鑑賞しました。

 

 

01.赫

アルバムタイトルを冠したツアーなので1曲目は軽蔑と始まりを予想しておりましたが、このミドルナンバーでした。

バックの映像が印象的で、曲の終わりと同時にツアータイトルが表示される演出は前回のツアー同様鳥肌もんでした。

 

02.Downfall

バックの映像は歌詞が映し出されておりました。ツアー初日でまだノリ方がイマイチ掴み切れていない様子の会場。

 

03.Ash

ライブでこの曲観るの大好きなんです。曲のラストの畳みかけ部分のShinyaのドラミングが凄いことになってるから。ホント観てて楽しいドラムを叩く人です。

 

04.Rubbish Heap

個人的に一番楽しみにしていた曲で、再生回数もアルバム内で断トツ1位のキラーチューン。前曲同様、自分もノリ方がイマイチ掴み切れませんでした。今日はのんびりアルバムの世界観を堪能するつもりだったのに、この曲でスイッチが入ってしまい頭と腕を振り上げ始めました。

 

05.人間を被る

もう完全にライブで定着しているこの曲。相変わらず盛り上がりが凄かったです。やっぱFC限定公演は通常公演と比べて熱量が凄くていい。

 

06.Revelation of Mankind

めちゃくちゃ盛り上がってきたところでこのナンバーを投下し更に温度が上昇。

 

07.Followers

個人的にこのアルバムで唯一あまり好きではない曲だけど、この曲は歌詞の内容的にもライブで聴くべき、ライブでメッセージを直接受け取ってナンボな曲だと思う。

 

08.Ranunculus

何度聴いても名曲だなと思う。キャリア20年超のDIR EN GREYだからこそ表現できた曲。あえてのシンプルな曲構成、歌詞。これは他のバンドではできない。間違いなく2010年代のDIR EN GREYの代表曲の1つに挙げられてもいいと思う。バックの映像はいつもの真ん中に歌詞を映し出す映像に加え、今回はスクリーンの両サイドにさらにスクリーンが設置されていて、真ん中の映像と同時にメンバーを1人ずつ映し出す演出もあった。その影響で何度もライブで披露されている曲なのに、また新しい感動があった。これだからライブに足を運ぶのはやめられないんだよなぁ。今回のツアーでもこの曲がハイライトだと思う。

 

09.DOZING GREEN

まさかすぎた。イントロでおっと声が出そうになった。mode of ツアーぶりに聴きました。流れにすごくハマってて鳥肌。

 

10.谿壑の欲

前曲DOZING GREENからの流れが素晴らしかった。ライブを重ねていく中でそのうち化ける曲だと思う。

 

11.Celebrate Empty Howls

これまたセットリストの流れがいい。前曲同様、まだ曲の本領が発揮しきれていないと思った。

 

12.軽蔑と始まり

アルバム発売前からライブで披露されていたので、もう完全に定着しきっているこのナンバー。mode of ツアーで初披露された時から大好きなので問答無用でテンションが爆上がりし、ひたすらヘドバン。いい意味でキャリア20年越えのバンドの曲ではない、初期衝動に満ち溢れた最初から最後までひたすら攻撃的な1曲。

 

13.Devote My Life

前曲同様アルバム発売前から披露されてきたナンバー。音源ではイマイチに思っている人もライブを観ればきっと好きになると思う1曲。

 

14.獣慾

完全に盛り上がり切ったところでこれまたmode of ツアー以来のこの曲。本編ラストに向けて完全に空気が出来上がってきた。

 

15.詩踏み

本編ラストは完全に定番曲として定着したこの曲。本日1番の圧倒的な盛り上がりで大円満。

 

16.THE PLEDGE (UNPLUGGED)

アンコール明けで京、薫、Dieの3人のみが登場したので、これは久々にアコースティックスタイルか!とテンションが上がりましたが、すぐにアコギの演奏をやめるDie。後々に京のMCで発覚しましたが機材トラブルだった模様。演奏は止まっても歌い続けることをやめない京。一瞬京をのぞき込むもすぐに掃ける薫。Dieは引っ込むタイミングを完全に逃してしまった模様で、ステージに残り続けていたのがちょっとシュールでした。

結局アカペラでこの曲を歌いきってしまった京。歌い終わってすぐに袖にはけましたが、拍手が1分間ぐらい鳴りやみませんでした。自分もこれは凄いものを見てしまったと鳥肌が立ってしまいました。

ちゃんとしたUNPLUGGEDのTHE PLEDGEを聴きたかった気持ちはもちろんありましたが、アカペラでのTHE PLEDGEを聴いてしまったなんて、なんと貴重な体験なのか・・・。間違いなく今日のライブのハイライト。機材トラブルなんてない方が良いのだけど、心底来てよかったと思えました。一瞬会場に不穏な空気が流れ出しましたが、再開されるアンコールの声。

 

17.undecided (2008年再録ver.)

今度はメンバー全員で登場。「機材トラブルがあったんで、別の曲やります」と一言京が話し、始まる演奏。アカペラとはいえど1曲やり切ったのに、また別にこの曲もやってくれるなんて非常に嬉しい。このバージョンのこの曲を聴くのは初めてでした。

 

18.鬼眼

アルバムのボーナスディスクに収録されている再録バージョン。今日はやらないと思っていたので非常に嬉しかったです。問答無用でテンションが上がりまくる。

 

19.Values of Madness

この曲もアルバム発売前から披露されてきた曲。アルバム発売後なので客席にマイクを向け歌わせる部分も。

 

20.THE DEEPER VILENESS

アルバムのボーナスディスクに収録されている再録バージョン。鬼眼同様今日はやらないと思っていたので嬉しい誤算。

 

21.冷血なりせば

ラストナンバーはこの曲。大円満。

 

 

非常に楽しいツアー初日でした。アルバムからは絶縁体のみ未披露。これはこのアルバムのツアーがこれだけで終わりではないということを表しているかと。それか締めの単発ライブか。

 

今回のツアーはこの日のみの参加なので、また更に深化したアルバムの曲をライブで聴くのが非常に楽しみで仕方がないです。素晴らしいライブをありがとうDIR EN GREY